VW ポロ ボディ振動修理、タイミングベルト交換

いつもお世話になっております。

ボディ振動が大きいという依頼とタイミング・ベルト交換作業でフォルクス・ワーゲン ポロが入庫いたしました。

ボディ振動の原因は、エンジンとボディを支えているマウント・ブッシュが
切れてしまっていてエンジンの振動が直接ボディに伝わってくる事を
確認していました。

リフトで上げて作業にかかる前にある事に気がつきました。
右側のドライブ・シャフトとメンバー部分が当っていました。
マウント・ブッシュがかなりの悲鳴をあげている様です。

 

今回は、3箇所全てのマウント・ブッシュを交換します。
まずは、ミッション側から交換していきます。

  
  

取外したマウント・ブッシュです。これは酷い!完全に切れてしまって
骨付き肉の様になっていました。
切れたままで使用した為に振動でカラー部分を叩いた跡がありました。

これでは、エンジンやミッションの振動や衝撃を吸収出来ずにボディに
直接伝わってきます。右下の画像はニュー・パーツになります。

次に、エンジン側のマウント・ブッシュを外しました。ラバー部分には、
無数のヒビワレが確認できました。

  

台の上に置いて、マウント・ブッシュの高さを比較してみました。
画像の左側がニュー・パーツ、右側が古いパーツです。
高さが違うのがひと目で解ります。ちなみに、高さを測ってみると
5mmの差がありました。

そして、最後にサポート・ブッシュです。大きな亀裂などは確認出来なかった
のですが、やはり一緒に交換をお勧めいたします。
次は、タイミング・ベルト交換作業に移っていきます。

担当  メカニック    Hideki

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