ブレーキ鳴きのおはなし

今回はブレーキ鳴き(キー音)のお話です。

 

ブレーキ鳴きはブレーキ作動時のパッドとローターの振動が原因です。

ブレーキを作動させると、パッドをローターに押しつけて制動するわけですが、この時にパッド、ローターが高温になって弾性を持たせます。これで振動を吸収するんですね。ただ、冷えている時は硬い状態のままなので振動を吸収できずに音が出やすいわけです。

 

欧州車はとくにブレーキ鳴きが出やすいと言われています。

これは品質が悪いわけではなく、高速域でも高い制動力を確保するために金属分が多いメタル系のパッドを使用しているからです。もちろん硬いです。

高温状態でも制動力を発揮するかわりに、低温状態では硬いままなので音が出やすいという事です。

その代わりに体感的にもよく効くのがわかります。

メーカーによっては取扱説明書にも記載があります。

クルマを扱うお国の事情でも設計ってだいぶ変わってきますね。

 

話はそれますが・・・・・・

ブレーキダストが多いのは低ダストのブレーキパッドが販売されていますので、改善しやすいですね。

その時にはブレーキローターと同時交換は必須です。

 

たまには文字ばかりの記事でも(笑)

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