ミニクーパーSが「シフトチェンジできないっ!」とレッカー搬入されました。
まぁなんとか工場に入れまして、まずは油圧系統から点検します。
油量は問題ないのでクラッチを踏んで駆動をきった状態をつくります。
圧力がかかった状態でマスターシリンダからの漏れと・・・
レリーズシリンダからの漏れを点検します。
が、異常なし。
駆動はきれているので、ギヤをいれて1時間ほど油圧漏れ点検します。
が、車輪が回転する様子もなく、油圧漏れもないと判断しました。
となると・・・
クラッチを点検しないといけませんが・・・エンジン・M/Tをアッセンブリで取外します。
M/Tを取外したら・・・(感想は読者におまかせ)
クラッチの残量はありませんでした・・・。0mm。ゼロmm。・・・すごいな。
プレッシャープレートも頑張りました。
フライホイールだってひび割れるまで頑張りました。
フライホイールを交換して・・・
クラッチセットで取替えます。
取替える前の掃除も頑張りました(笑)
クラッチを組付け
ひたすら復元作業です。
だんだんミニクーパーS っぽくなっていきます。
見慣れたかたちになりました。あとは確認作業で完成です。
以前働いていた某自動車ディーラーの修理書を思い出させてくれた事案ですね。
「準備作業・エンジンを取外す」ってたった1行で書いてありましたわ(笑)
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